「霧の三峰」

今日は、近所の方々と秩父まで行ってきました。
秩父でも、一番奥の大滝の先の
「三峰神社」への正式参拝です。
毎年この時期に観光バスを借り切り出かけます。
三郷市から秩父の大滝というと埼玉県の端から端までの移動となり
途中休憩を2回とり、約3時間。
秩父地方は、まだいろいろな花が咲きそろい
2度お花見ができ、得した感じでした。
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満開の「枝垂れ桜」
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同じく満開の「レンギョウ」
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山の斜面のあちこちに咲き乱れる「ヤマブキ」
2月大雪では、100年振りという積雪1m40cmにも達したようで、
市内の農家のビニールハウスもつぶれる被害が。
そのため、三峰神社に向かう急な山みちの途中でも道路陥没があり、
大型バスは通行不可のため、神社のマイクロバスに乗り換えての登山。
二瀬ダムのダムサイトを走り、山道(林道)に入ると、
標高が高くなるにつれて「霧」が濃くなり、頂上(1000m)付近は
視界2~3m位になってしまったため、例年ですと晴れていると
「ヤシマツツジ」、散りかけた「ソメイヨシノ」、三峰山に多い「○○○桜」等の
(○○○は、不勉強で名前がわかりません。)
花を楽しむ事ができるが、霧の中にぼんやりと浮かぶ花も
普段とは違った風情がありました。

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信号で交互通行のダムサイト上を走行
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ダムサイト付近の桜
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高度が増すごとに「霧」が濃くなる
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視界は3m位の頂上にほど近い所
頂上付近の気温は約3度。真冬です。
参拝で冷え切った身体に温かい食事は何よりでした。
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拝殿からは霧のため何も見えませんでした。
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特に「ニジマス」の甘露煮が美味しい(精進)料理。
毎年同じ料理ですが飽きないです。
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だいぶおりてくると「○○○桜」の姿も車窓から見ることが出来ます。
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頂上付近は勿論、上記の桜の近くにも氷上になった残雪があちこちに。
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車窓から見る谷間を流れる「荒川」。
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約30年ぶりに寄った武甲山の最西端にある「橋立鍾乳洞」入口
この鍾乳洞は長さは約200m位で短いが、約30m位降りて行く珍しいものです。
通路は狭く、高さもないためヘルメット着用です。(内部は撮影禁止の為石柱、石筍の写真はありません。)
最後の見学は、埼玉伝統工芸館(埼玉県比企郡小川町)
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ここには、埼玉県指定伝統手工芸品(20産地30品目)が展示又体験できるコーナーがあります。
この小川町は古くからワシの生産が盛んで「細川紙」として有名。
現在、ユネスコ無形文化遺産に申請中のようです。認定されれば、埼玉の誇りです。
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和紙の原料「こうぞ(楮)」「みつまた(三椏)」「がんぴ(雁皮)」の
「こうぞ」の皮を干したもの。品質保持のため冬の冷たい水の中で皮を剥くそうです。
10年以上、毎年同じ時期に行っていますが歌に歌われているという「霧の三峰」を経験し、
約30年ぶりに訪れた、「橋立鍾乳洞」「小川町の和紙の里」。
12時間半の長い行程でしたが19時30分、無事到着。
疲れましたが楽しく、懐かしい一日でした。






大盛況だったお店屋さんごっこ

今日は、お店屋さんの開店日。
お店屋さんになる,年長組のお友だちはもちろんのこと、
年中組、年少組のお友だちもこの日を楽しみにしていました。
節分以来の春らしい陽気も幸いして、多くの保護者の皆様をお迎えしての始まりです。
開店を知らせる放送を合図に、
おもちゃ屋さん、アクセサリー屋さん、洋服屋さん、レストランの4店舗が開店しました。
まずは、年中組のお友だちがお客さん。
年長組のお友だち(店員さん)の元気な呼び声に誘われてか、
お客さんも買いっぷりがよく、陳列してある商品は飛ぶように売れていきます。
その様子の一部をご紹介します。

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おもちゃ屋さんの看板です。
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レストランでの行列。

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パソコン売り場です。

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美味しそうなお弁当売り場。

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洋服屋さんのネクタイ売り場。

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靴売り場。

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たくさん並んだネイル。

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メガネやサングラスがたくさん陳列されてます。
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ラッコクラブのお友だちも、お買い物に参加。
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商店街のにぎわい

各商店完売で閉店。
商品制作から販売も行い、売り切った年長組のお友だちは大満足。
どの子も普段とは少し違う姿が印象的。一所懸命に作り、販売した
今日の思いでは一人一人の心の中にいつまでも残る事と思います。
また、お客さんになった年少組、年中組のお友だちも買い物袋に
入りきれない程、買い物をしてきっと楽しかった事と思います。
買ったおもちゃなどでたくさん遊んでください。
この体験が、年長組への「あこがれ」となって、より園生活の、
充実につながる事と思います。
年中組のお友だちは来年、年少組のお友だちは再来年
頑張りましょう。
みんな楽しかったね。

保護者の皆様のご協力にあつくお礼申し上げます。

ありがとうございました。








罰という言葉で思うこと

古い新聞の切り抜きを整理するため、ストックしてあった記事を読み直していると、
罰という言葉が懐かしく感じるとともに、今一番大事にしなくてはいけない言葉なのかなとも思いました。
記事の内容は「水罰」と言葉でした。
日本は古来「水は豊か」というイメージがあります。
自然の湧き水、河川の水も中流以上はそのまま飲用できるところもたくさんあった時代もあり、
水道の蛇口をひねれば、そのまま飲用できる水が出てくる国も世界でもそんなに数多くありません。

今までは、各河川の上流の山などは、自然のダムと言われるように、
保水能力に優れていましたが、今は降った雨がそのまま川に流れてしまい、
大雨が降ると、河川は溢れいろいろな被害が出ています。
反対に夏などは、雨が少ないと河川からの取水制限をしなければなりません。
水道を1分間流しつづけると12㍑
水が無駄になると言います。
このように、蛇口をひねれば水が際限なく流れる便利さは、無駄との表裏一体
でもあります。

日本人は、一日平均300㍑の水を生活に使用しているといわれています。
アフリカの方では水は貴重品でコッブ一杯の水で、歯を磨き、顔を洗うという話を聞いたことがあります。
このような話を聞くと300㍑の水を有効に使うとともに、
いかに使う量を減らすかも考えなければいつか「水罰」が当たるのではないかと
心配になりましす。

このように、日本人は昔から水や食べ物をはじめいろいろなものを粗末に扱うと
「罰」があたると親や近隣の長老たちから教えられて来ました。
茶碗についたご飯粒も綺麗に食べなさいと言われ、私の祖母の同年代の方々は、
茶碗にお茶を注ぎ、周りについたご飯粒を集めて残らず食べていた事を思い出します。
この食べ物も、まだ食べられるのに捨てられる食品の量が日本国内で年間、500万t~800万tと言われています。我が国の食料自給率40%
つまり、我が国は食糧の半分以上は海外に依存している状況です。
「食料を輸入してまで捨てている、変な国だよ日本は」と揶揄されても、
仕方がないのかなと思います。

今の日本は、水も食べ物、その他のいろいろなものは、
有限である事への思いを深めるべきであると思います。

水道の蛇口をひねれば、そのまま飲用できる水が際限なく出てくる国は、
そう多くないようです。
発展途上国などでは、共同井戸や湧き水などからの
水汲みは、子供の仕事になっている場合も多いようです。

現在、地球の人口は約70億人とみられ、さらに増えつづるとも言われています。
その人口増に見合う食料生産は追いつかないと言われます。
今、地球の上では食料が不足したり、貧困が原因で1分間に17人が餓死
しているそうです。
この現実を真摯に受けとめ日本の 「もったいない」の感覚、意識を高め
「もの」を大事にすることや粗末にしない事など、大人も子どもも自覚する事が大事かと思います。
日本の子どもたちのためにも、世界の子どもたちのためにも・・・・・・・・・。

このブログを書きながら、日々の生活を振り反省頻りです。

寒い朝


21日夜半から22日未明に舞った小雪で、園庭の一部や北側の花壇が
微かに白く染まっているのをみつけると、
登園してきた何人かの園児が
小走りに走って行き、手で触れて、
雪の感触楽しんでいる姿を見て
こんなすこしの雪でも関心を持ち触れて楽しめる感覚(感性)を
私たち大人はいつの間にかどこかに忘れたり、
どこかに落としてきてしまったのでしょうか。
一年で一番寒いこの時期。
雪、霜、霜柱、氷など、たくさんみつけ触れて感触を楽しんで、
いつまでも子どもの時の新鮮な感性を大切にもちつづけて
ほしい。

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花壇を微かに染めた雪( 霜 ?)

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園庭の一部をうっすら白く染めた雪 (霜 ?)


☆ お昼のひと時 ☆
♪♪ ガラス越しのあたたかい陽射しの廊下で

数人の年長組の子どもたちが
何やら 楽しそうに話をしながら歯磨きをしている
その中の一人の男の子が骨格の絵がプリントしてある
トレーナーをきていたので
「この絵はなに?」と、聞くと何人かが
「骨の絵「ほね」「ガイコツ」と返ってきた。
その左胸に小さい♥の絵が描いてあったので
その♥をさして、「これな~んだ」と聞くと、
「ハート」「心臓」と答えが返ってくる。
「心臓は、何するところ」と聞くと
何人かの子は「心臓が止まると死んでしまう」
他の子からは「こころ「こころがいっぱいつまっているところ」
など、いろいろな答えかえってきた。
ある女の子が「しんぞうは、こころのお家…………。」

いいですね、こんな発想。
これからも、キミたちはたくさん色々な体験を重ねて
大きな々「こころの家」を
作ってほしいなと思います。

絵本の紹介

今回は「絵本」の紹介をします。
題 名 あやちゃんのうまれたひ
作 ・絵 浜田桂子
発行所 福音館書店

この本の事は、1月の誕生会やその他の機会に
何度かご紹介した本です。


表紙の絵は
まだ生まれたばかりの赤ちゃんの首を支えて
しっかり顔をみて話しかけているお母さん。
この絵だけでもお母さんが赤ちゃんを
大切に々そだてている事がわかります。

ページを進めていくと、
赤ちゃんが生まれるとわかった時のお母さんの気持ち
そして予定日に印をつけてずっと待ち望んでた日々。
予定日が過ぎてもなかなか生まれてこない赤ちゃんを
パパもおばあちゃんもおじいちゃん可愛い洋服やプレゼントを用意して待っていたけど
なかなか生まれてきません。
赤ちゃんのベッドやおにんぎょうのたちも「はやくおいでよー」と言ったというページには
家族かいかに強く待ち望んでいる気持ちが溢れています。
そして、生まれたばかりの赤ちゃんを見つめる、
パパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃんの表情には喜びがあふれています。

今、陰湿ないじめやいじめによる小学生の自殺、
簡単にひとを殺してしまう世の中、
あまりにも命が軽んじられている社会かと思います。

だれもがこのように、家族をはじめ多くのひとびとに望まれて生まれてきているはずです。
どんな風に生まれてきたか、どんなに家族に望まれいつくしまれていたかを
お子さんの誕生日に話してあげてください。
成長とともに、同じ話でも理解の深さ、感じかたも深まっていくかと思います。

それは、子供が成長していく上での大きな力、心の拠り所になるのではないかと思います。
また、家族にとっても我が子の生まれた時の喜びを思い出すとともに
成長を喜びをも味わうきっかけになる事と思います。

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生まれてきてくれてありがとう

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