絵本の紹介

春近しと思わせる日が、少しずつ多くなり
また、陽射しも明るさを増してきたようにも思います。

この時期に相応しいと思われる絵本をご紹介いたします。
「ぽとんぽとんはなんのおと」
さく:神沢利子(かんざわとしこ) え:平山英三(ひらやまえいぞう)
福音館書店(こどものとも傑作集)

冬ごもりの穴の中、
外から聞こえてくるいろいろな音
くまのあかちゃんは母熊に尋ねます。
「ぽとんぽとんてなんのおと?」
それは、嬉しい「春「の兆し。

春が近くなると人の心も浮き立つような気持ちになりますが、
きっと野生の動物たちも、長いふゆごもりから解放され人間以上に
嬉しいのかもしれません。

しかし、最近は自然環境が変わり、くまやしか、サルなどの
野生動物が、餌を探しに人里に出没するようになりいろいろな
問題を引き起こしています。
どちらが悪いのかわかりませんが考えさせられる事があります。

☆ 作者の思い ☆
作者の神沢さんは、樺太育ちでくまが大好きだそうです。
この物語のもとになったのは、ビアンキの「森の新聞」に
雪の中に穴があって、クマが冬眠していて、その寝息で入り口に
「つらら」ができるとあったそうです。それを読んで、春の訪れと共に、
つららが透き通ってやせてきて、しずくが「ぽとんぽとん」おちてきて、
ある日、つららそのものが、ぽとっと落ちてきて雪につきささるという光景が浮かんだといいます。
そして、くまはきっとその音で春をかんじるんだろうなと思ったそうです。
クマは冬眠スする動物の中でも一番大きい部類に入ります。
その大きいクマが何も食べずに寝てて、その間に子どもを産む。
その雌グマのたくましさというか偉大さに感動したといいます。
そして、自分は何も食べないで、こどもにお乳を飲ませながら春まで育てます。
その「籠り」という事の中で育まれた新しい生があり、そこに新しい力が湧いてくるのかもしれない。
そういうクマへの畏敬の念もあって、このお話は生まれたそうです。

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「ぽとんぽとんはなんのおと」
作者のこのような思いも含めて、読んでみてはいかがでしょうか。



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インフルエンザ注意報(早めの受診をお願いします。)

三寒四温を繰り返しながら少しづつはるに近づくこの時期、
インフルエンザが猛威を揮うのもこの時期です。
20日頃は、3クラスだったのが、28日には、
発症者が0人のクラスは2クラスだけになってしまいました。
まだ、増えそうな状況です。

近くのクリニックも患者さんが多いようで、
昨夜などは、午後9時30分すぎても
患者さんの自転車や車が10台以上あり体調を崩している人の多さに驚きまし。

園児も「うがい、手洗い「マスク着用」で予防に務めていますが
それでも、まだ増える傾向があり、気が抜けない状況です。

インフルエンザの予防の手だてはすでにご承知の通り
「マスク着用」
「流水とせっけんによる手洗いとうがい」
「アルコール系消毒薬での手指の消毒」
「十分な休養とバランスの取れた栄養摂取」
「人混みへの外出を極力避ける」などして、積極的に予防に務めましょう。

かかってしまったら
「具合が悪ければ早めに受診」
「十分な休養、水分補給」
「マスクの着用」
「学校、幼稚園、仕事は休む」

幼稚園では間もなく「音楽会」。
多少熱があったりしたら、早めに受診をお願いします。
予防に務めみんなで、楽しい音楽会にしましょう。

小さい春を見つけた!

今日はあたたかかったので、春の気配を探しに、自宅の庭の
日当たりの良い場所の地面の上を少し丁寧に見ていると、
ありました「ふきのとう」が頭を出していました。

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同じ場所で数日前には何もなかったのに・・・・。
人には感じる事のできないか、地表の微かな変化を植物は感じ取っているのでしょうね。

また、園の梅の木はどうかなと
ばら組のフェンス側にまわると、ちいさい蕾をたくさんつけていましたが、
黄緑色の蕾は硬く、🌸が楽しめるのはもう少し先のようです。
今年は蕾の数が例年より少し多いようなのでたくさん実をつけるか楽しみです。

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梅の木の隣には「モクレン」がありますが
まだかたい蕾ですが、梅以上に沢山の蕾をつけています。
春には紫色の花をたくさんつけて目を楽しませてくれる事と思います。

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また、隣の梅の木にはこんな姿ではるを待っているものもいます。

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「ミノムシ」のみの

立春ももうすぐ。
幼稚園ではインフルエンザが少し流行りはじめていますが、
うがい、手洗いをしっかり行い冬の園生活を楽しみましょう。



防災訓練

昨日(22日)、みさと公園管理事務所主催の防災訓練に参加してきました。
訓練は13時30分~15時30分まで「みさと公園」内で行いました。

参加団体は、三郷市消防本部(南分署),三郷市役所(安全推進課)、埼玉県越谷県土木事務所、
高州・東町地区11町会長連絡会
訓練内容: 非常放送訓練,衛星電話通話訓練,防災用発電機の運転操作訓練,
防災井戸組み上げ及び浄化装置の操作訓練,耐震貯水槽の操作訓練
竈(かまど)を使用した炊き出し訓練など
みさと公園は、広域避難所となっているため、多くの防災機器や設備が設置されています。

☆防災用発電機・・・・主として夜間照明の電源の確保。

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発電機及び起動操作をしているところ

☆防災用井戸ボンプ
防災用井戸より、発電機の電気で揚水ポンプ稼働しホースを接続し生活用水を組み上げる。

☆耐震性貯水槽
飲料水確保・・・・・芝生の広場の地下に100t✖2=200tの飲料用の水が貯蔵されています。

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耐震性貯水槽の蓋をはずしたところ(5年ごとに入れ替え)
実際に飲用する場合は濾過器を使用し、次亜塩素酸ナトリウムを入れる。
水質検査(0,4ppm以上で飲用可)

☆災害用かまど・・・・通常はベンチになっています。
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写真のように通常はベンチになっています。


以上,防災訓練などの様子をお知らせしました。
第一地震の発生確率が年々たかくなっているようです。
一人一人が防災意識を持つことにより、減災や万一の被災の際の地域の協力体制の確保、
災害時の社会秩序の維持につながる事とおもいます。
また、近くにこのような設備を有する施設がある事を知っている事も大事な事と思います。



寒い朝


21日夜半から22日未明に舞った小雪で、園庭の一部や北側の花壇が
微かに白く染まっているのをみつけると、
登園してきた何人かの園児が
小走りに走って行き、手で触れて、
雪の感触楽しんでいる姿を見て
こんなすこしの雪でも関心を持ち触れて楽しめる感覚(感性)を
私たち大人はいつの間にかどこかに忘れたり、
どこかに落としてきてしまったのでしょうか。
一年で一番寒いこの時期。
雪、霜、霜柱、氷など、たくさんみつけ触れて感触を楽しんで、
いつまでも子どもの時の新鮮な感性を大切にもちつづけて
ほしい。

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花壇を微かに染めた雪( 霜 ?)

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園庭の一部をうっすら白く染めた雪 (霜 ?)


☆ お昼のひと時 ☆
♪♪ ガラス越しのあたたかい陽射しの廊下で

数人の年長組の子どもたちが
何やら 楽しそうに話をしながら歯磨きをしている
その中の一人の男の子が骨格の絵がプリントしてある
トレーナーをきていたので
「この絵はなに?」と、聞くと何人かが
「骨の絵「ほね」「ガイコツ」と返ってきた。
その左胸に小さい♥の絵が描いてあったので
その♥をさして、「これな~んだ」と聞くと、
「ハート」「心臓」と答えが返ってくる。
「心臓は、何するところ」と聞くと
何人かの子は「心臓が止まると死んでしまう」
他の子からは「こころ「こころがいっぱいつまっているところ」
など、いろいろな答えかえってきた。
ある女の子が「しんぞうは、こころのお家…………。」

いいですね、こんな発想。
これからも、キミたちはたくさん色々な体験を重ねて
大きな々「こころの家」を
作ってほしいなと思います。

絵本の紹介

今回は「絵本」の紹介をします。
題 名 あやちゃんのうまれたひ
作 ・絵 浜田桂子
発行所 福音館書店

この本の事は、1月の誕生会やその他の機会に
何度かご紹介した本です。


表紙の絵は
まだ生まれたばかりの赤ちゃんの首を支えて
しっかり顔をみて話しかけているお母さん。
この絵だけでもお母さんが赤ちゃんを
大切に々そだてている事がわかります。

ページを進めていくと、
赤ちゃんが生まれるとわかった時のお母さんの気持ち
そして予定日に印をつけてずっと待ち望んでた日々。
予定日が過ぎてもなかなか生まれてこない赤ちゃんを
パパもおばあちゃんもおじいちゃん可愛い洋服やプレゼントを用意して待っていたけど
なかなか生まれてきません。
赤ちゃんのベッドやおにんぎょうのたちも「はやくおいでよー」と言ったというページには
家族かいかに強く待ち望んでいる気持ちが溢れています。
そして、生まれたばかりの赤ちゃんを見つめる、
パパ、ママ、おじいちゃん、おばあちゃんの表情には喜びがあふれています。

今、陰湿ないじめやいじめによる小学生の自殺、
簡単にひとを殺してしまう世の中、
あまりにも命が軽んじられている社会かと思います。

だれもがこのように、家族をはじめ多くのひとびとに望まれて生まれてきているはずです。
どんな風に生まれてきたか、どんなに家族に望まれいつくしまれていたかを
お子さんの誕生日に話してあげてください。
成長とともに、同じ話でも理解の深さ、感じかたも深まっていくかと思います。

それは、子供が成長していく上での大きな力、心の拠り所になるのではないかと思います。
また、家族にとっても我が子の生まれた時の喜びを思い出すとともに
成長を喜びをも味わうきっかけになる事と思います。

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生まれてきてくれてありがとう

お餅つき

今日、幼稚園で餅つきを行いました。
お手伝いのお父様、お母様ありがとうございました。
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園児たちの「ヨイショ、ヨイショ」の掛け声に
お父様の振り下ろす杵にも力が入ります。
「お餅の出来上がり」

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出来上がったお餅は
お母様方の手により、「あんこもちときな粉餅」の
出来上がり。

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みんなのお弁当箱の中は
「あんこもちときな粉餅」でいっぱい。


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ごいっしょに「いただきま~す」
食べきれなかったお餅はお土産です。
皆様でお召し上がりください。

小耳にはさんだ「ちょっといい話」
年少組の○○ちゃんは「パパと食べたい」との事
しかしパパは単身赴任。
この事を聞いたら、パパは嬉しくて、可愛くてたまらないでしょうね。
お節介ながら、○○ちゃんの気持ちを
是非伝えてあげて欲しいなと思います。

その後の大根

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植木鉢で育つ
大根

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畑で霜柱や霜に
耐えてる大根

9月に種蒔きをして、12月11日に収穫をして、
今年は生育が良くなかったため年長組の園児のみ収穫し、
お手伝いのお母様方のご協力を戴き
大根のみそ汁を作っていただきました。
何杯もお代わりする子も多く
毎年好評です。
全体に生育が良くなかったため、暫く畑にそのままにしていたところ、
畑にも霜が降りたり、畑一面に霜柱もでき始めると、
大根は霜や霜柱の寒さから「身=直根」をまもるため、
葉がどんどん下がってきました。(写真=下)
自ら動けない植物が、どのような環境でも色々な方法で
「種」を護ろうとする姿に強かさを感じます。
今年は、全員が1本づつ持ち帰る数はありませんが
全学年で「みそ汁」を楽しめる量はありそうですので、
お母様方にお手伝いを戴き、皆で寒い冬の一日、みそ汁を楽しみたいと思います。
写真(上)は、大きめの植木鉢で栽培しているものです。
畑、植木鉢がなくても簡単に大根栽培ができる方法がありますので
近いうちに、この欄で披露させて戴きます。
その際はチャレンジしてみてください。







成人の日に思う

昨日、13日は成人の日で各地で成人式が行われました。
三郷市でも、約1200名が新成人になった方のろ成人式が行われました。
私は、選挙管理委員会として会場で選挙啓発活動(模擬投票)を行いました。
約80名くらいのかたが参加してくれました。
県内の市町村では、年々投票率が低下しており、とくに若者の投票率が低いのが現状です。
私たち大人は、若者やとくに小さい子供たちのために安全で安心して生活できる環境や社会を
繋いでいかなければならない役割があるのではないかと思います。
また、幼い頃から選挙の時、ご両親と投票所に行っていた子どもの方が
選挙権を持った時、投票への関心が高いとも言われてます。そのような環境作りを小さい時からしてみては
如何でしょうか。
その会場で嬉しいこともありました。
「栄光幼稚園の先生ですよね。私、卒園児です」と2人から声をかけられましたが、
今年、成人式を迎えた人たちは平成11年度の卒園なので、幼稚園の時の面影はなく
誰だかだかわからず、名前を聞くと幼稚園当時を思い浮かべる事がてさ
懐かしく、声をかけてくれた事を嬉しく思いました。
このように、卒園児から声をかけて貰ったり、訪ねて来てくれると、
この仕事をしている一番の喜びです。
大きく羽ばたいてくれる事をお祈りします。

明けましておめでとうございます!

5日に茨城県から栃木県をまわる毎年恒例のドライブに行ってきました。
その時の写真を何枚か紹介します。



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茨城県大洗海岸の日の出
雲があり綺麗な日の出は見られませんでした。

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14ひきのねずの「とんぼいけ」にでてくる「くりのみざか」
14匹がトンボ池に向って坂を下って行くところです。

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ヤママユガ科クスサンの繭
別名「スカシダワラ」といい、このなかで冬越しします。

このドライブでは毎年色々の人や物や自然現象とであいます。私のやめられない年中行事です。
さて、明日から三学期がスタートします。
園児一人一人が進級進学に向けて色々な体験を重ねて行けるように環境を整えていきます。
どうぞ、宜しくお願い致します。

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