は~るよこい、は~やくこい

今週は、体調を崩し通院したり、床に臥せったりしていたため、
園児と接する機会も少なく寂しい一週間でした。
インフルエンザではないようでしたが、咳と鼻水のちに鼻づまりに悩まされました。
だいぶ良くなってきたので、少しづつウォーミングアップして、や
年長組の「お別れ遠足」に備えたいと思います。

立春もすぎ、この時期は寒暖を繰り返しながら少しづつ春に向かって行くこの季節が大好きです。
この時期になると、毎年手にする絵本があります。
「はなをくんくん」というアメリカで1949年に発行され、
日本では1967年に「福音館書店」から発行されました。
これは、冬の一番寒い時期を過ぎて
すこ〜し春に向かい始めたかなと思われる森のおはなしです。
冬ごもりをしていたノネズミ、クマ、カタツムリ、リス、ヤマネズミたちが、
何かの気配に目をさまして、一斉に巣穴から出てきてかけ出していきます。
動物たちは降りしきる雪の中を「みんなかけてく」「みんなはなをくんく」
やがてかれらは何かを見つけて「みんなぴたり」「みんなとまった」
そして、笑だし踊り出します。みんな「うわあい!」とさけびます。
一体何が起こったのでしょうか。それは子どもさんといっしょに絵本を手にとって
確かめてください。

20世紀の環境破壊問題を「沈黙の春」という著書の中で警鐘を鳴らした
レイチェル・カーソンという人は自然とこどもの育ちの中で重要な関わりについて
「センス・オブ・ワンダー」・・・・神秘さや不思議さに目を見張る感性・・・・(新潮社)の中で
「子供にとっても、またどのようにして子どもを教育すべきか頭をなやましている親やにとっても
「知る」事は「感じる」事の半分も重要でないとかたく信じています。
また、美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未知のものにふれたときの感激、
思いやり憐れみ、愛情などの様々な感情が一度呼び覚まされると、その対象になるものについて
もっと知りたいと思うようになります。このようにして見つけた知識はしっかりと身につきます。
消化する能力がまだ備わっていない子どもに、事実を鵜呑みにさせるよりも、子どもが知りたがるような道を
切り開いてやることのほうがどんなに大切であるかわかりません。」と言っています。

この「ななをくんくん」は、感じる事を通して知る」という事にピッタリの絵本だとおもいます。
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ルース・クラウス作 / マーク・シーモント絵 /きじまはじめ やく / 福音館書店刊


2クラス学級閉鎖

音楽会には保護者の皆様がたには格別の
ご協力をいただきましてありがとうございました。

音楽会前から徐々に増えてきたインフルエンザ。
音楽会も終わり、昨日一日お休みで少し減るかと思っていましたが
一時期から見ると0人というクラスも多くなってかましたが
今日は「あやめ組」と「あじさい組」が圧倒的多くなっていました。
余りにも多いので、園医の先生に相談して
「あやめ組」と「あじさい組」を3日間の学級閉鎖とさせていただきました。
上記の2クラスは、5日、6日、7日の3日間お休みとなります。
特に、「あじさい組」の人は来週の月曜日(10日)は「お別れ遠足」です。
今日お配りいたしました「お別れ遠足」の参加申し込み書は提出できませんので
7日(金)になって参加できそうにない方のみ電話で欠席の
ご連絡をお願いします。
その他、必要な事は、一斉配信メールや連絡網また、このブログなどでお伝えしていきます。

尚、今年のインフルエンザウイルスは、A型、B型、
さらに数年前に大流行した新型インフルエンザウイルスがあるようです。
ワクチンがあまり効果を発揮しないケースもあるようです。

インフルエンザには
有効な手だてがないようですので、
基本的な「うがい、手洗い」の励行。マスクの着用、アルコール系の消毒薬での消毒
十分な睡眠、適度な栄養を心がけましょう。
そして、罹ったかなと思ったら、早めに受診し安静にして
体力の回復を待ちましょう。

このような状況ですので、
ご家庭のご協力を宜しくお願いします。



在園児、卒園児大活躍

この度、三郷市教育委員会主催の「日本一読書のまち三郷」
平成25年度第7回読書フェスティバルが
三郷市文化会館小ホールで開催されました。

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第7回読書フェスティバルの「家読ゆうびんコンクール」作品集

昨年10月に募集のあった、
「家読ゆうびんコンクール」の応募作品の表彰式」も行われました。
このコンクールには下記の3部門があります。
「家族あて」部門、 「家族往復」部門, 「家族いっしょ」部門です。

「家族あて」部門
読書した内容をもとに読書郵便を作成し,家族に伝えます。
🌟卒園児の作品が
三郷市教育委員会教育長賞を1名受賞

「家族往復「部門
読書した感動をもとに読書ゆうびんを作成し家族へ伝えます。
伝えられた家族は紹介された本を読んで、読書ゆうびんを作成し、返信します。
🌟卒園児の作品が
三郷市市長賞を 1名が受賞
優秀賞を 4名が受賞

「家族いっしょ」部門
読み聞かせした本を通じてコミュニケーションをし、作品を共同で作成する。
同じ本を別々に読み、読んだ本を通じてコミュニケーションをし、作品を共同で作成する。
🌟卒園児の作品が
日本一の読書のまち三郷 の応援団長
柳田邦男先生(ノンフィクション作家)が選定した
柳田邦男賞を 2名が受賞
内1名は2年連続で受賞

🌟在園児の作品が
優秀賞を 4名が受賞 (本園からは、11作品を応募

今回のコンクールでは、卒園児9名、 在園児、4名
合計 13名が受賞する事ができました。

受賞された皆様「おめでとうございます」心よりお祝い申し上げます。
また、今回応募され惜しくも受賞をのがされた方々も
次回の入賞を目指して読書体験(量)を積み重ねてください。

このように、在園児、卒園児のおおくの人が受賞した事は、
日頃「読み聞かせ」の大切さをお願いしている私にとって、大変嬉しい出来事でした。

私は、幼児期の読書環境が整っているか否かで
その人の一生の読書量が決まってしまうと言っても過言てはないと思っています。

幼児期の読書とは
幼児期が一人で絵本などを読む事とは違います。
子どもが字が読めるようになったからといって、一人で絵本を読ます人がいます。
確かに、子どもは字が読めるようになると絵本などを読みたがります。
しかじ子どもはまだ生活経験やいろいろな体験が未熟です。
字を読んだだけでは、そこに書かれている内容を理解する事は難しいとおもいます。
また、大人でも絵本を読んでいる時は、絵をほとんど見ていません。

子どもは読んでもらった言葉を耳で聞き、
目は絵に集中しています。
聞いた言葉と絵を見て子どもは物語を理解していきます。

そして、一番大好きな人(お父さん、お母さん)に
読んでもらう時間は、子供にとって至福の時間ではないかとおもいます。
子どもは、この読み聞かせを通じて物語りの中でいろいろ
空想や想像をしてイメージをひろげています。
このような事が、幼児期の読書体験ではないかとおもいます。

このような体験を幼児期に沢山する事により
お話を聞く時なども、豊かにイメージを広げる事ができます。
この豊かなイメージが読書をおもしろく、楽しいものにして行く事とおもいます。

ぜひ、幼児期にきりできない読み聞かせを
沢山してあげて欲しいなとおもいます。


保護者の皆様
昨日、今日と音楽会にご協力いただきましてありがとうございました。
明日は、代休となりますのでゆっくり休んで
4日には、元気に登園できるようご配慮願います。

宜しくお願いします。


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