動物の「いのち」を思う
だいぶ前になりますが、岩手県大槌町にある「風の電話」という
絵本の紹介を致しました。
今回も東北地方の心温まる話しが新聞に載っていました。
最近各地で、相次ぎ生きた犬や死骸などまとめて河川敷などに
捨てられている報道がありました。
また、年間「殺処分」による命の消える犬や猫の数は、
減ってきているそうですが、年間16万前後にのぼっているいるそうです。
今はペットブームで家族同様に暮らしを共にしていて、
ペットの死亡に涙する人もたくさんいる時代です。
またまた古い話で申し訳けありませんが約40数年前の話になります。
学生時代の事ですが、その時代の飼い犬は殆どが、
家の外で、つまり犬小屋といわれる小屋で飼っていることか普通の時代でした。。
今はあまり見かけませんが、「野良犬」の多い時代でした。
そのような中、東京都八王子市に野犬などを捕獲し、
収容している施設がありました。
年に何回か、ここに犬を分けてもらいに行きました。
この犬たちは、引き取りてがないと殺処分されることを、
本能的に知っていました。
私たちは、飼うために分けてもらいに行くのではなく、
獣医学部学生として、解剖学、外科学、内科学、組織学の教材(実験動物)として、
分けてもらいに行きました。
収容されているゲージの前に行くと悲しそうななきごえで、
近寄ってきて連れてってくれというような目つきをします。
結局は私たちも学問のためとはいえ、彼ら命をいただいて、
仲間がけがをしたとき、病気になつた時の治療の仕方など、
いろいろな事を学ばせてもらいました。
其の外にも、馬、牛、やぎ、ひつじ、豚、ニワトリなどが、
対象でした。
このようにたくさんの動物たちの命と引き換えに、
動物たちのいろいろな怪我や病気の治療法や酪農の発展や
また、医学や薬学など様々な分野への貢献がありました。
そして、毎年「獣魂祭」を行い、動物たちの慰霊をし、感謝気持ちを表したものです。
私は、今のベットブームはベットにとつて大事にされすぎて、
動物が本来持っている生理的機能や生きる力を弱めていないかと思う時もあります。
本題に戻ります。
それは青森県の三本木農業高校の愛玩動物研究室の取り組みの話でした。
先のように「殺処分」された犬や猫の焼却後の骨を砕き、土に混ぜ、
鉢植えの花を育てて、イベントなどで配っているということです。
この活動は多くの人の共感を広げ、日本動物愛護協会の
「動物大賞グランプリ」を受賞したとのことです。
犬や猫たちのもっと生きたかったという思いを、花の命に託すことて遂げさせたい。
そして、生徒たちはこれを「命の花」と呼んているそうです。
更にすごいのは、生きた証の骨を機械ではなく、
レンガを自分たちの手で持って砕くのだそうです。
動物たちの「いのち」に最高の礼をつくしている事に頭が下がります。
合掌
絵本の紹介を致しました。
今回も東北地方の心温まる話しが新聞に載っていました。
最近各地で、相次ぎ生きた犬や死骸などまとめて河川敷などに
捨てられている報道がありました。
また、年間「殺処分」による命の消える犬や猫の数は、
減ってきているそうですが、年間16万前後にのぼっているいるそうです。
今はペットブームで家族同様に暮らしを共にしていて、
ペットの死亡に涙する人もたくさんいる時代です。
またまた古い話で申し訳けありませんが約40数年前の話になります。
学生時代の事ですが、その時代の飼い犬は殆どが、
家の外で、つまり犬小屋といわれる小屋で飼っていることか普通の時代でした。。
今はあまり見かけませんが、「野良犬」の多い時代でした。
そのような中、東京都八王子市に野犬などを捕獲し、
収容している施設がありました。
年に何回か、ここに犬を分けてもらいに行きました。
この犬たちは、引き取りてがないと殺処分されることを、
本能的に知っていました。
私たちは、飼うために分けてもらいに行くのではなく、
獣医学部学生として、解剖学、外科学、内科学、組織学の教材(実験動物)として、
分けてもらいに行きました。
収容されているゲージの前に行くと悲しそうななきごえで、
近寄ってきて連れてってくれというような目つきをします。
結局は私たちも学問のためとはいえ、彼ら命をいただいて、
仲間がけがをしたとき、病気になつた時の治療の仕方など、
いろいろな事を学ばせてもらいました。
其の外にも、馬、牛、やぎ、ひつじ、豚、ニワトリなどが、
対象でした。
このようにたくさんの動物たちの命と引き換えに、
動物たちのいろいろな怪我や病気の治療法や酪農の発展や
また、医学や薬学など様々な分野への貢献がありました。
そして、毎年「獣魂祭」を行い、動物たちの慰霊をし、感謝気持ちを表したものです。
私は、今のベットブームはベットにとつて大事にされすぎて、
動物が本来持っている生理的機能や生きる力を弱めていないかと思う時もあります。
本題に戻ります。
それは青森県の三本木農業高校の愛玩動物研究室の取り組みの話でした。
先のように「殺処分」された犬や猫の焼却後の骨を砕き、土に混ぜ、
鉢植えの花を育てて、イベントなどで配っているということです。
この活動は多くの人の共感を広げ、日本動物愛護協会の
「動物大賞グランプリ」を受賞したとのことです。
犬や猫たちのもっと生きたかったという思いを、花の命に託すことて遂げさせたい。
そして、生徒たちはこれを「命の花」と呼んているそうです。
更にすごいのは、生きた証の骨を機械ではなく、
レンガを自分たちの手で持って砕くのだそうです。
動物たちの「いのち」に最高の礼をつくしている事に頭が下がります。
合掌