「春を待つ」絵本

立春も過ぎ、雨や雪の降る感覚が短くなってきました。
春が近づいてきていると言われます。

この季節にぴったりの絵本を2冊ご紹介いたします。
まずは
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「ぽとんぽとんはなんのおと」
神沢利子さく 平山英三え <こどものとも>傑作集
福音館書店(1980年発行) 800+税
雪が降り積もる山の絵から始まります。
ふゆごもりの あなのなか
くまのかあさんは ふたごのぼうやを
うみました。

あるひぼうやは たずねました。
ぽとんぽとんってなんのおと?

ページをめくるごとに春が近づく様子や
春が来た喜びをクマの親子の会話や絵に
あらわれていて、
暗い冬ごもりから、明るい春に訪れを喜ぶ
熊の様子を表していて、読みての心も温かく、
明るくしてくれる絵本かと思います。

もう1冊は
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「はなをくんくん」
ルース・クラウス 文 マーク,・シーモント え きしま はじめ やく
アメリカで1949年に発行され、日本では1967年に福音館書店より発行されています。
価格 1,100円+税

ゆきが ふってるよ。
のねずみが ねむっているよ、くまが、かたつむりが…………ねむっているよ。
そして、突然
や、みんな はなをくんく………………。
みんなはなをくんくん。みんなかけてく。
みんなとまった。みんなわらう わらう。おどりだす。
みんな「うわあい!」さけびだす。……………………


この後は、絵本をご覧ください。

春の到来を喜ぶ動物たちの喜びが伝わり、私たちの「春を待つ」という気持ちが、
より強くなる絵本かと思います。

お子様とともにご覧いただいても、大人が見てもたのしめるえほんかとおもいます。
この時期の私のお勧め絵本です。

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