絵本の読み聞かせについて

先日、「ひなまつり」の日にカルピス(株)よりひな祭りプレゼントとして頂いた、
ミニ絵本をおわたしいたしましたが、
カルピス(株)ではこの事業を始めて50回目を記念して絵本の読み聞かせや
講演会などを行ったようです。
講演は田島元信白百合女子大学教授を迎えて
「絵本が育てる子どもの脳と心」と題して保護者の方向け
発達段階に合わせた読み方の工夫をつたえたようです。

その内容は
2歳以下の場合は、アドリブなどを交え子どもと会話をするような読み方が良いようです。
子どもにとって、保護者(読んでくれた人と)とどう関わったという記憶が、
その後の学びの基礎となるようです。

3歳以上で、子どもがお話の内容に集中できるようになってきたら、
本文をそのまま読むような「淡々読み」がいいようです。

また、読み終わった後、短時間でいいので、絵を描いたり、
お話するなど絵本の内容をテーマに遊ぶ場を設けてほしいと提案でした。
また、子どもが考えたことを出す機会を設けてあげることが大事との事です。

つい読み終わった後、どのくらい理解しているかとか、
どのくらい聞いていたか確かめたくなり、つい質問してしまう人がいらっしゃるようですが、
絶対に、子供に感想を求めたり、質問責めはダメとのことです。

子どもが絵本に対して義務感を持って、本嫌いになってしまうようです。
(日本教育新聞記事を参考)

読み聞かせに役立ててください。

今、年長組では「さよなら ようちえん」という本を書くクラスで読み聞かせをしています。
先日の「ともだち」という絵本とセットでこの時期「ひとりひとりが大切な存在・・・・
そんな気持ちを込めて毎年読んでいる本です。
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「さよなら ようちえん」2011年第1刷発行 さこ ももみ/ 作 ら発行所:講談社

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