だいじょうぶ だいじょうぶ

地面にたたきつけるようだ雨、突然の雷……。
異状続きの日が続いています。

しばらくぶりに、今回は絵本の紹介をいたします。
「だいじょうぶ だいじょぶ」 いとうひろし作、絵
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小さい僕は、困った時や、怖かった時
おじいちゃんは「だいじょうぶ だいじょうぶ」と
力づけてくれました。
この、「だいじょうぶ だいじょうぶ」と声をかけてもらうと、
元気が出て、その度に困ったことや怖いことを乗り越えることができ、
小さかった僕はいつの間にか、大きくなりました。
反面、おじいちゃんも年齢を重ね、
ある時、病床についてしまいました。
そして僕は「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と声をかけて
励ましました。

この「だいじょうぶ、だいじょうぶ」という言葉は、
安心感を与えてくれたり、勇気づけてくれます。

今私は、半世紀前の膝の怪我がもとで
松葉杖をついている状態で、職員始め周りの人々に、
毎日、迷惑をかけたり、助けていただいています。
そして毎日、たくさんの方々から、心配をしていただき、
「だいじょうぶ(ですか)?」をかけて頂いてます。
多い日は20回以上声をかけて頂く時もあります。

自分がこのような状態のなか、父親が入院しており、
病院からの電話に「ドキッ」としながら
通話ボタンを押しています。
時間をやり繰りしながら病院に出かけたりの毎日です。
そして、
私も齢を重ね、四捨五入すると七十路。
しだいに無理がきかなくなるのを自覚しながら、
心身共に落ち込みそうになったり、「疲れたあ~と」感じるような時、

日々たくさんの方々から「だいじょうぶ(ですか)?」と
声をかけて頂いていると、「だいじょうぶ だいじょうぶ」と
言われているのと同じように感じ、
沢山のバワーをいただいているように思います。

そして、自らも「だいじょうぶ だいじょうぶ」と言葉に発し、
また、園児や周りの人にも「だいじょうぶ だいじょうぶ」と
魔法の言葉をかけ続けていきたいとおもいます。





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